阿羅本景infomations

小説家・シナリオライター・漫画原作の阿羅本の告知系BLOGになります

JAPANブリュワーズカップ2024 参加いたしました

 

今年はふるさと祭り東京がなかったので、初めての大型ビアフェスとなったジャパンブルワーズカップに参加いたしました。かなり飲みましたが楽しいイベントでございました

 

 

 

恭賀新年2024

 今年も何卒よろしくお願いいたします。

新作発表できるといいなー!

 

 

 

 

 

コミックマーケットC104 無事終了&新刊完売御礼!

1日めはハレていて暖かかったのに比べ、2日目は雨で始まったコミックマーケットC103ですがすが、スタート時刻には雨が上がっていたので天候に関しては杞憂に終わったようです。

 今回は『クラフトビール読本』の追加パンフレッ太鳳みたいな本だったので、のんびりできるかなぁと思ったのですが……

  驚いたことに完売になりました! 皆様お越しいただきありがとうございます。

最初は無料ペーパーにしようかと思ったのですが、ペーパーはむしろ捌けないのである程度頑張って冊子にしたのが功を奏したのかなと……お越しいただいたのに頒布できなかった方には、誠に申し訳なく思います。

 いや、会期中の新刊完売ってFate同人誌の頃が最後だったような……w?

 

 その後新橋ibrewからBeerotakuspice産にはしごしたりしておりました。

今年も皆様お付き合いいただきありがとうございます。来年も皆様良いお年を!

 

 

 

 

 

2023年度クラフト952銘柄飲みました&ベストビール大賞

 コロナの三密回避以来、神田明神に関しましては旧年中にお参りと御札の授受を済ませる、というのが習慣になっており、仕事納めも終わって無事今年も終わり……というには大晦日コミケが終わってないので全然年末の気分ではないのですが、もうそれは学生時代からの定めというか……コロナの2年間が特殊だったのだなぁ、いやあれが世間の普通の人の過ごし方なのか……そうか、そうなのか。

 で、コミケの前に年末のこれをやっとこう、とおもいまして。

 ……今年のクラフトビールの飲んだ銘柄数、952……去年が849ですから、それを越えて……1000は行かなかかったな、行きたかったか? 4桁は流石にまずいと思うが、それくらいイケば逆に迫力があったかな……うーん、11月後半からフェスがないからペースが落ちたか。

 阿羅本はuntappedというスマートフォンのソフトにかなり細かく飲んだ銘柄を記録し続けるので、この数は概ね正しいものかと。

ちなみにビアフェスとかにあちこち行くので、1日で20種類くらいだーっとエントリーが増えることがあるので、毎日3本づつ飲んで900種類というわけでもないもので……今年はけやき2回と一関がありましたし、9月10月はずーっとビアフェスまみれでした、幸せなのか辛いのかw

 で、今年のベストビールは? と聞かれると一も二もなくこれ。

 思わずユイ先生の同人誌を夏コミに書き下ろしコピー本で書いてしまうくらい衝撃だった静岡WCBのGMT+9、樽熟成TheGatewayベースブレンドのインペリアルスタウトですね。

 アメリカにはとんでもねえ樽熟成インペリアルスタウトがあるのですが、それを越えた……とまでは行かなくても、コラボではなく日本国内醸造所オンリーでそのレベルまで到達した、という記念誌的なもので、これはバス乗って平日遠征する価値は十二分にありましたですね……あと、1本BEYOND持ってるんですが、これどこで飲んだものか。

 ヘイジー部門ではこちらが今年のベスト

 日本最強のベイジーブルワリー、というより日本を代表するクラフトブルワリーであり世界的なコラボレーションを行うようになったうちゅうの、デカンタ遠心分離機を使って限界までホップを詰め込んだ超実験的なヘイジー。どんどんホップ分量が多くなってきて3~4あたりで辛味が出てきてあ、もうこれ以上だめだとおもったのですが、ベースのアルコール度数を上げたことによってまだまだ詰め込めるポテンシャルを感じさせてくれました。文句なく一番うまい&すごかった国産ヘイジーIPAだと思います。

 こちらのビールは秋葉原のBeerOtakuSpiceさんでいただきましたが、高井戸KIWIから今年移転・新装開店になり、秋葉原ビリヤニ旋風を起こしたりされての活躍を見合っモルとともに、色々飲ませて&食べさせていただきました。来年もすごいビールを飲めることを期待しております。

 

 では来年も良いビールを~

コミケ103・日曜日/東プ- 43a『睨月舎』お品書き

 今年のコミケのお品書きです、新刊なしかな―? と思ったのですが、ネタが一つありましたのでモノクロ本でお送りします。

 昨年発汗になりました『クロフトビール読本』では国内ブルワリーを多く紹介したのですが、その際に掲載を未オクタt理、その後に勃興してきたりした注目ブルワリーを紹介し、私がコメントをあれこれする同人誌『クラフトビール本醸造所補遺2023』を頒布価格¥100で新刊とさせていただきます。

 最初は4ページ折りかな、と思ったのですがあそこもここも、と入れていくうちに8ページになり、醸造所の写真なども取ってきて入れると12ページになったので、これはモノクロオンデマンドの本にしたほうが楽だなぁ……ということで、皆様よろしくお願いします

 

 あと夏の『SakeとBeerのクロスロード』も既刊で並べますので、よろしくお願いしますー

TeenageBrewing &雑穀工房 埼玉ブルワリー訪問!

 コミケの冬の新刊? で画像が欲しいなー、と思いまして、神田地下部さんの埼玉ブルワリー訪問とご一緒させていただきました!

 隣駅にあるブルワリー……とは言うのですが、二件行こうと思うと一日シゴトになる埼玉の山奥旅行でございますね。

 雑穀工房さんは埼玉ブルワリーとして20年の歴史を誇る老舗ですね、旧店舗の麦雑穀工房時代には訪問したことがあったのですが、こちらのお店は初めてです

 お店はバー形式ですが、色々と飲めました。フェスでも見かけ安心感もございました。

r.gnavi.co.jp

そして今度は八高線に乗って隣駅の明覚へ。これが1時間1本くらいなので便がいい、とは言えませんが……

 2023年に醸造開始してから、すごい勢いで作るビールの凄さが認められた超新星ブルワリーのTeenageさんのブルーレストランBekkanに! ここは製材倉庫を改造した広々とした醸造所とレストランですね。

 結構酔ってたのもあるのですが、美味しい美味しいといってのんでお土産まで……やはりヘイジー醸造所で飲むと格段に美味い、立体的だぁ味が……

 そんなこんなの醸造所新規開拓の一日でした!

 

 

『はるかリセット』122話「アイスバインで幸福体験」ユイ阿羅本登場回です!&保存肉解題

mangacross.jp  なにかすごい登場シーンになってますが、今週の『はるかリセット』122話では私がモデルになっているユイ・阿羅本がすごくなんかえらいかんじで登場しています、わぁい、この回は取材協力というか、オクトーバーな時期だったのでフェス料理にあわせたビール係だったようなw

 ちなみに保存肉云々の話は私がしたのでありますが、もちっと詳しく書くと……

 

 人類が原人→旧石器人になり「時間」という概念を理解しだすと、同時に「自分は明日に死ぬのではないのか」という不安から強烈なストレスを生むようになりました。そのせいでかなり強い副腎質ホルモン・コルチゾールが出るようになり、これが良くも悪くも人類を進化させました。

 コルチゾールの負荷が掛かった状態はドーピング中のアスリートみたいなもので、攻撃的で機敏に動ける反面、耐久力や寿命がすり減る傾向がありました。
 またコルチゾールは男性ホルモンを減らす作用があるので、性欲減退が無視できないレベルになり、それらが合わさって種の維持・繁栄に対してマイナスになる問題が生まれました。

 そこで発達しつつある脳は、何らかの行動を発動のキーにしてドーパミンセロトニンといった鎮静系の脳内物質を生成させることで、ストレスとホルモンの身体作用を和らげるようとしました。
 その中でドーパミンが出る「保存食を作る=明日はまだ飢えて死ななくていい」という原始的な脳内の評価回路が形成されていきました。

 保存食概念の誕生は40万年前に、獲物の骨髄を骨ごと分けてキープしていた( https://nazology.net/archives/46471 )あたりに求められるといいます。それくらい古くから火を使って獲物を煮焼き・燻す、海や塩湖にたどり着いて塩水に漬けて干す、などして保存食作りをして生存に努める、と同時に「進化した脳が生む死の不安」を遠ざけようとしました。

 その畢竟が新石器人になっての農耕・牧畜文化の誕生や、交換と価値の概念の誕生であります。
 が、まだ我々の脳の中にも古い旧石器人の回路が残ってるために、燻製や干し肉、ハムやソーセージなどの加工肉を作ることで、意識しなくても脳内麻薬物質がじわじわ出てきて生の肯定感を得られるし、それがミドルクライシスにすごく効く、という説であります。
 アイスヴァインの初期の大きな肉の塩漬けはこの辺に作用しやすいのかな、と思う次第であります。

 原人~旧石器人に構成されたこういう古い脳回路は、種族的本能として遺伝レベルに刻み込まれている、という話もあります。「ヘビや蜘蛛が嫌い」という本能的反応の実験でそのことが類推されています。
 https://www.j-cast.com/2016/10/30282025.html
 これは人間が行動で遺伝子を変えた、というより、個体数が少なく淘汰圧の強かった原人~旧石器人の時代は、生存に有利な行動を生む遺伝傾向を持ってない個体が早々に死んでしまったから、結果として「遺伝子を変えた」ように見えるのだと思われます。

 

 という話なんですが、ここまで詳しくなくざっくりと、マンガのユイ阿羅本のよーにざっくりとざっくりと酔っ払って喋ってました。アイスヴァイン美味しゅうございました、というかカレーも美味しくてですね……ドイツ人、アイスヴァインの茹で汁捨ててるのかな? なんか欧州の北では煮汁を捨てる料理文化があるので、そうだとしたらもったいない……

 というわけで、はるかリセットを皆様お楽しみくださいませー!

 

ユイせんせいがクラフトビール作家、ということでこちらも