- 作者: 阿羅本景,QUZ竜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/09/25
- メディア: 文庫
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週末の予定が少々変わったので、本日も『なぜなにフールズフィスト』を掲載したいと思います。で、明日になると週が変わって発売週になるんですよね……ぶるるるるる……
【CharacterFiles No.4 山南武蔵】
名前:山南武蔵(やまなみ・むさし)
年齢:18
性別:男
誠・伊織の二歳年上の高校三年生。誠と伊織が春から入るのは、武蔵のいる私立七瀬高である。
山南伊織の兄にして、同じく幸裏家にて住み込み使用人をしている。だが、若干十八にして執事代行を勤めるほどの優秀さである。
性格は温和であるが意志は強く明瞭で涼やか。
常に悠然として焦らない態度と鋭利で洞察深い頭脳があり、文武に優れて容姿も眉目秀麗。
効率を重視する戦略をたちまち組み上げ迷い無く実行するかと思うと、他人を思い遣り助けの手を伸ばす思慮もある、というどこをどう見てもミスターパーフェクトですありがとうございます。
この余りにも優秀すぎる兄のせいで、伊織のブラザーコンプレックスは酷くなったのであった。それなのに兄は「なぜ伊織は彼氏が出来ないんだろうか、可愛いはずなのに」とか平気で言う酷いお兄さんである。
誠も過去の事件ですっかり武蔵の人格に惚れ込み、私淑して弟分を自称し「兄貴兄貴」と呼んでいる。幸浦邸で誠が働くことになったのも、武蔵が執事代行をつとめているからこそである。
雲英と武蔵・伊織の三人は令嬢と使用人兄妹、というよりは兄と妹二人と言ったような極めて近しい間柄である。これはこの三人に共通した過去があるのだが――それ故に伊織と雲英に対して、彼女たちを守りたいという感情を誰よりも強く抱いている。
これほど優秀であり、〈姫〉である雲英の信任も厚いために七姫騎闘儀では〈騎士〉は彼を置いて他にはいないだろうと言われる。しかし運命は思わぬ試練を彼に課するのだった――
最後のメイン重要人物、兄貴こと武蔵です。
伊織の兄だから武蔵だよね! と三秒で名前が決まったキャラデはあります……このパーフェクトお兄ちゃんが『フールズフィスト』での働きは非常に大きいものがありまして……実は雲英/誠/伊織の三人はお兄ちゃんがいないとろくにくっつかないのですよねー。
あ、あとインタビューでもちょろっと話していましたが、涼しくなってきたのでようやくサバゲの趣味の方が復活しつつあったりも〜