阿羅本景infomations

小説家・シナリオライター・漫画原作の阿羅本の告知系BLOGになります

「このまま軽井沢まで行きたかったなぁ」(タモリ氏in『ブラタモリ』)、まさにその心が

 本日、NHKで『ブラタモリ』の第24回放送『軽井沢への道』碓氷峠とロクサンの回が放映されておりまして、阿羅本も正座して見守っておりました。
 旧街道の碓氷峠の方がメインなのかな? と思ってたら案の定タモリさんの趣味で、鉄道成分がだだもれの楽しい回になっておりました。


 ……いやぁ、見ていると本当にタモリさんがEF63に乗ってる、車中からの光景は『碓氷と彼女とロクサンの。』の取材の時の光景のままで……私もEF63の体験運転に同乗させて貰って拝見したので、なんともドキドキハラハラというか、胸が熱いというか。

 ちなみに、タモリさんを指導した武井さんは、「佐原教官」のモデルの人……の20%くらいの成分で、80%は軍曹こと佐藤さんでございますな。佐藤のおじいさま、テレビに出すと大変なことになるっておもわれたのかしら(笑)

 あと、189系の「あさま」をどかすために人力で押すシーンは、小説の方で169系の3両編成を押して文化むらに入れるシーンとシンクロするようで、ふぁぁぁぁ、みたいな顔をして見ていました。

 そしてEF63を乗り終わった後のタモリさんが漏らした一言が、沁みましたね……ええ。

「このまま軽井沢に行きたかったなぁ……」

 まさにその思いを少年少女たちが胸に抱き、形になった作品が『碓氷と彼女とロクサンの。』なので……ブラタモリを見た後に、改めて読んでいただけると嬉しいなぁ、と思っております。視聴後の復習として皆様、いかがでしょうか? 損はさせませんよ? 

碓氷と彼女とロクサンの。 (ファミ通文庫)

碓氷と彼女とロクサンの。 (ファミ通文庫)

 まさにそういうことですよ、しなの鉄道(非公式)さん!(笑)