阿羅本景infomations

小説家・シナリオライター・漫画原作の阿羅本の告知系BLOGになります

『とわいすあっぷっ!』店舗用ポスター出来ましたっ!(展示予定店舗一覧付き)

ここは神田は神保町の集英社ビル。
スーパーダッシュ文庫編集部から「店舗用のポスター出来ましたよ!」と言うお話を聞いてホイホイと出掛けた阿羅本が見たのは――

「はい、じゃぁコレお願いします。マジックが生乾きのうちに擦らないように手袋を付けて――」
「え? サインとか入れたりするんですか、もしかして?」
「もちろんです、贈り先の店名も手書きでお願いしますね」
「はぁ……何枚くらいあるんですか」
「100枚」
「え? ええ? ええええええ!?」

(100枚って……ちょ、え、あ……)


さすがにこれだけ自分のサイン済みポスターが並ぶとゲシュタルト崩壊するというかなんというかぁぁぁぁー(笑)
というわけで全国各地の書店様に、『とわいすあっぷっ!』ポスターを貼っていただけるキャンペーンをしていただけることになりました、あざーっす! あざーーーっす!


【とわいすあっぷっ! ポスター展示予定店 一覧(敬称略・順不同)
メロンブックス
札幌店・秋葉原店。大阪日本橋店・福岡店・仙台店・横浜店・神戸店・松山店・新潟店・静岡店・岡山店・大宮店・宇都宮店・名古屋店・広島店・八王子店・高崎店・京都店・小倉店・熊本店

アニブロ ゲーマーズ
札幌店・立川店・梅田店・大宮店・仙台店・町田店・京都店・博多店・池袋店・横浜店・神戸三宮店・なんば店・新宿店・名古屋店・津田沼店・AKIHABARAゲーマーズ本店

アニメイト
池袋本店・札幌店・豊橋店・広島店・高崎店・渋谷店・立川店・熊本店・仙台店・名古屋店・天王寺店・京橋店・大宮店・静岡店・三宮店・藤沢店・町田店・新潟店・姫路店・日本橋店・津田沼店・長野店・京都店・蒲田店・吉祥寺店・郡山店・川西店・柏店・千葉店・秋葉原店・・福岡天神店・横浜店・宇都宮店・浜松店・岡山店・川崎店・八王子店・旭川店・小倉店・金山店

コミックとらのあな
秋葉原A店・梅田店・池袋店・三宮店・町田店・広島店・仙台店・名古屋店・福岡店・札幌店・八王子店・千葉店・静岡店・新潟店・なんば店

ジュンク堂書店
池袋本店・なんば店・津田沼店・明石店・町田店・福岡店・大宮店・西宮店・新潟店

書泉ブックタワー

K−BOOKS秋葉原新館
有隣堂コミック王国横浜駅西口店

COMIC ZIN 秋葉原店
COMIC ZIN 新宿店

ブックファースト新宿店
ブックファーストコミックランド梅田店

皆様是非とも店頭でご覧頂けると幸いでございます〜、阿羅本のサインとか見ても……うぐぅ(笑)
一緒に『とわいすあっぷっ!』もお買い上げいただけると有り難く存じます。

アリスはAUCHROISKのA?(とわいすあっぷ! ヒロインのコト)

 さて、『とわいすあっぷっ!』発売は一週間あまりとなりましたが、今日はヒロインの名前のネタから。
 タイトルがトワイスアップというお酒にまつわる用語のため、ヒロインの名前もそれに関係するものであったりもします。まぁどっちかというとヒロインの名前からタイトル付けたような感じもありますが……

 「金髪ツインテールの気合い入ってる方」ことアリス。
 彼女の名前の由来となったのは、こちらのウイスキーの蒸留所です。

 AUCHROISKと書いて……オスロスク、と一発で読める人はごく少数でしょうねぇ。

 キャラの名前を付けるときに、金髪ツインテールでアリス、という(ベタな)のはなんとなく一発でするっと出てきたのですが、名字がいまいちピンとこない。彼女は魔王という特殊な立場のキャラクターのために、それっぽい名字じゃ無いと箔が付かない。で、もにゃもにゃ考えているうちにふと思いついたのがなんとも(日本人にすると)不思議な名前の醸造所、オスロスクだったのです。
 おまけに彼女は作中で名前を偽る必要があり、その意味でも変なブランド名の由来を持つこの醸造所はぴったりだったのですな。

 オスロスク醸造所はUDディアジオ(現ディアジオ・モエ・ヘネシー)社に所有されており、主に「J&B」のブレンドモルト製造を行うためにシングルモルトとして売り出すのはごく少数です。その上にゲール語丸出しで非常に読みにくい(どー読んでもオウロイスク)醸造所の名前ゆえに、顧客を慮って読みやすい「シングルトン」というブランドで売り出されたのでした。
 ちなみにUDディアジオ社で現在「シングルトン」ブランドで売り出しているのはグレン・オード蒸留所のモルトであるという、ひっじょーにめんどくさい事情も……

 ……そういう事情なために、オスロスクラベルのシングルモルトってぜんぜん手に入らないんですよね。
 かつてUD社の出していた「花と動物」シリーズに数少ないシングルモルトオスロスクが存在し、このBlogの写真のネタにするためだけに東京駅のハセガワに……うーん、良い出費だったなぁ、と。
 ちなみにこれは新刊発売の折に、祝い酒として空けるつもりです。

 『とわいすあっぷっ!』の名の通り、グラスの半分はこんなモルトに名が由来するであるアリスによって構成されているわけでして、じゃぁあと半分の水はなに?と言われると……そちらが黒髪のもう一人のヒロイン、涼子なのです。ですが彼女の名前も水ではなくお酒由来なワケでして――と、それはまた次の更新の機会にでも。